仮想通貨の売買で利益を上げる人が続出中
仮想通貨は目に見えないお金
ビットコイン、リップル、イーサリアムなどという名称を聞いたことはありませんか。これらは最近マスコミでも取りざたされる仮想通貨というものです。通貨とは普通硬貨や紙幣など実体のあるものをいい、その本質は「お金」です。しかし仮想通貨にはそうした実体はありません。その正体は端的にいえばデータであり、目に見えるものではありません。にもかかわらず、お金として機能するのが「仮想」たるゆえんなのです。
街で気軽に買い物に使えるまではもう少しかかる
仮想通貨の本質はお金ですから、物やサービスを購入するときの支払いに使えるはずです。実際に海外では、特にアメリカでは仮想通貨で買い物ができる店が増えていて、なかには不動産や車が買えるところもあるそうです。日本でも大手家電量販店などで仮想通貨を使って買い物ができるところも出始めていますが、ごく一部に限られており、今のところあまり一般的ではありません。
1年で500倍以上に高騰した例も
ではなぜ仮想通貨が注目を集めているのでしょうか。第一の理由は投資に使えるからです。日本で仮想通貨を買うときは日本円を使います。当然ですが、たとえば1ビットコイン=●●円というように値段があります。この値段が変動(しかも激しく)します。つまり株式やFX投資のように安いときに買い、高いときに売ればその差額で利益を生み出すことができるのです。
一例として、リップルは国際送金にも使えるように設計されていて、大変将来性があるといわれる仮想通貨ですが、2017年の1月に0.7円台だったのが1年後の2018年々初に400円の値を付けました。実に570倍です。1万円分買っていれば570万円、10万円なら5,700万円、100万円分買っていればなんと5億7,000円になったわけです。このダイナミックさが仮想通貨投資の魅力のひとつであり、注目される理由でもあるのです。
人気の高い仮想通貨の例
仮想通貨は非常に種類が多く、1,500種を超えるともいわれます。中でも流通量や時価総額が高く人気が高いのは以下の通りです。
ビットコイン
「サトシ・ナカモト」という名の人が開発し、世界で初めて実用化された仮想通貨。時価総額1位。
イーサリアム
時価総額2位。トヨタやマイクロソフトなども研究に参加しているという今後有望な仮想通貨。
リップル
Googleが唯一出資している仮想通貨で、国際送金への利用を前提に世界の大手金融機関と提携している。
海外在住者の始め方・口座開設から書留郵便受け取りまで
売買するにはまず取引所に口座を開設する
仮想通貨投資を始めるには、まず国内の取引所に口座を開設する必要があります。必要なのはメールアドレスと本人確認書類。比較的簡単な手続きで口座が開設でき、最初にお金を入金すれば仮想通貨の売買ができるようになります。最初の入金の際の最低額は1,000円としているところが多いようです。つまり1,000円あれば始められるわけです。
海外にいる人も仮想通貨の売買ができる
投資の手段としてもきわめて大きな魅力を持っている仮想通貨。海外にいても投資をしたいと考える人もいますし、もちろん可能です。では海外在住で仮想通貨の売買をする場合について考えてみましょう。
日本円を使うならやはり国内の取引所
外国にも当然ながら仮想通貨の取引所があるので、そこを利用すればいいという話もあります。しかし、海外の取引所では日本円が使えません。ならばと、たとえばドルで取引するのはいいのですが、最終的に日本円に換金する場合には両替手数料がかかります。
さらに激しい値動きについていったり、分析ツールを活用する際などに言葉の不安があるという場合もあります。こうしたもろもろを考えると、やはり日本国内の取引所を利用する方が安くて楽で安心です。
書留郵便が届けばOK
国内の取引所でアカウントを作成する際、運転免許証などの本人確認書類を送ると、その住所に書留郵便が送られてきます。それを受け取って口座開設手続きは完了します。海外在住者のアカウント作成がOKの取引所は相手先が外国であってもちゃんと書留郵便を発送してくれます。
ただし、なかには外国への発送なので手数料がかかる場合があります。また、一番の問題は書留郵便が送付できない国です。この場合は手続きが完了できないので、売買ができないと考えた方がいいでしょう。ただ世界的に見てこうした国は非常に少ないと思われます。
口座開設可能な今のうちに詳細チェック
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