仮想通貨の運用で初心者が陥りやすい失敗を見てみよう
1.いきなり大きな金額を、仮想通貨運用に回す
仮想通貨に関して詳しくないにもかかわらず、いきなり大きな金額を回してしまうと失敗する確率は高いといえるでしょう。知識がない状況で大金を仮想通貨の運用に回すと、損をしたときに取り返しがつかなくなることも…。
また、仮に利益が出た場合だと根拠のない自信が付いてしまう恐れがあります。その結果、1回利益が出たきり損失ばかり出て、資金を0にしてしまうケースも多いです。人によっては、「負けた分を取り戻すまで運用し続ける」という気持ちになり、痛い目に遭う場合があるので気を付けましょう。
2.1種類の仮想通貨を大量購入する
1種類の仮想通貨を大量購入するのも失敗しやすい人の特徴です。仮想通貨には1,000種類以上のコインがあり、それぞれ値動きの仕方は違います。仮想通貨全体の状況が良くても、全てのコインが値上がりするとは限りません。「〇〇(仮想通貨の名前)は今後上がるよ」と周囲の人が言っていたとしても、100%値段が上がる保証はありません。自身の資産を守るという意味でも、極端な投資手段をとるのは辞めた方が良いでしょう。
3.売買タイミングをつかめずに大損をする
売買タイミングをつかめない人も失敗しやすいでしょう。仮想通貨の値段は、上がるか下がるかの2択ですがタイミングが狂うと損失が大きくなります。仮想通貨の値段が高いところで買ったり、逆に値段が安いところで売ったりを何度も繰り返すと、そのうち資金は尽きます。
確かに、値段は上がるか下がるかの2択ですが「時間帯」と「日付」によって、値動きの方向・変動幅は大きく異なります。いかに仮想通貨のクセをつかめるかが、勝負のカギとなるでしょう。
4.取引手数料が高い取引所で仮想通貨売買を行ってしまう
取引手数料が高い取引所を使っている人が、運用に失敗する場合もあります。ポジション量によっては手数料だけで、余計に数千円、数万円払っているケースも…。仮想通貨売買を行うときには、手数料の安さを考慮したうえで取引所を決めてください(ただし、取引所のセキュリティ面も考慮しましょう)。
仮想通貨を上手に運用するコツを見てみよう!
1.市場の流れを把握する
市場の流れとは、その仮想通貨が投資家からどのように見られているかということです。好印象だと値段は上がる可能性が高まりますし、低印象だと値段は下がりやすいでしょう。これらの情報を正確につかむには、「国内外のニュース」を常日頃から見ることが大事です。新聞だけではなく、インターネット上でも閲覧できます。ほとんど有料ですが、その分情報量を増やせるのでおすすめです。
2.分散投資をする
複数種類の仮想通貨を運用する「分散投資」も忘れないでください。損失する確率を下げて利益が出る可能性を上げるには、いろいろな仮想通貨へ投資することが有効です。例えば、50万円の資金であれば、10種類の仮想通貨に各5万円ずつ投資する形です。
10種類の仮想通貨に投資する場合でも「利益が出る可能性が高い通貨」、「ハイリスクハイリターン型の通貨」というように、いくつかの種類に分類して投資すると効率的に利益を出せる可能性は高まります。また、資金のうち半分を仮想通貨に回して、もう半分を別の投資方法に回すのも分散投資として良い方法でしょう。
3.取引所を数カ所利用する
取引所の口座内から仮想通貨が盗まれたという事件が数件起こっています。盗難被害の確率を減らすためにも、数カ所の取引所に仮想通貨・資金を保管した方が良いでしょう。取引所のなかには、「盗難などが起こった際には返金される」といった感じの文章が記載してありますが、いつ返って来るかは分かりません。自身の資産を守るためにも覚えておきましょう。
4.詐欺に気を付ける
仮想通貨に関する詐欺に引っかからないのも重要です。とくに、「最低保証付き」、「絶対に損をしない」など誘惑する言葉で語りかけてくる案件には要注意。そんな都合の良い話はありません。インターネット上などで検索すると、仮想通貨に関する詐欺についての情報も載っているので、頭に入れておくと良いでしょう。
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